
1on1解体新書とは?
みなさん、こんなお悩みはありませんか?
部下とのコミュニケーションをよくしたい――
でも、「コーチングが上手い人の話し方を自分にどう活かせるかわからない」

そんなモヤモヤを抱える方に向けて、
『1on1解体新書』では、
1on1やコーチングのプロ、優れたリーダーの「話し方」を
独自AIツール『COG-TRACKING』で分析しています。
伝わる・成果につながる対話の特徴や共通点を可視化し、
すぐに営業や育成現場で活かせる情報をお届けします。
第二回目の動画はこちら
今回フォーカスしたコーチングの達人
「キャリパッ」主宰/代表 木下 華奈子
国家資格2級キャリアコンサルタント技能士(熟練資格)
みんなのキャリアをパッと明るくー
2020年よりキャリアコンサルタントとして活動を開始し、法人のセルフキャリアドック面談や地域での傾聴・キャリアデザイン講座を行ってきました。国家資格取得を目指す後進輩出にも力を入れており、面談コンサル数はこれまでに2,000件以上。
ご自身もキャリアに迷った時「伴走する存在の大切さ」を実感したことが、現在の活動の原点となっています。
知らないとつまずく溝を埋めて、誰もが力強く前進していける場づくりを使命として活動されています。

分析結果:この人のここがすごい!
木下さんのトーク分析結果から分かったのは、
〇ゆっくり話しながら、相手が話しやすいように導いている
〇相手の話を受け止め、長めの返答で共感している
〇相手がしっかり話せるよう「導く質問」をしている
木下さんのコーチングから、対話で信頼を築くためのヒントが見えてきました。
詳しい分析結果は、コグニティのnoteに掲載しています!


noteには詳しいレポートも載せています。
なぜ話し方を分析するの?
コーチングにおいて、話し方や関わり方は相手の気づきや行動に大きく影響します。
同じテーマでも、問いの投げ方や言葉の選び方ひとつで、対話の深まり方はまったく変わってきます。
それにもかかわらず、「寄り添っていた」「うまく引き出していた」といった評価は、
感覚や印象によるもので、育成や再現が難しいのが実情です。
経験豊富なコーチの関わり方を言語化するのは、決して簡単ではありません。
そこで、対話をAIで分析することで、感覚に頼らず、
具体的な問いのパターンや共感の仕方を見える化できます。
関わり方の“構造”に気づければ、コーチングの質を高め、
育成の土台としても活用することが可能になります。
分析に使用したツール
今回、達人・木下さんの対話を分析するために使用したのは、
AI分析ツール「COG-COACH(コグコーチ)」です。
実際のコーチングセッションを録音するだけで、
「傾聴」「支援」「承認」を軸としたコグニティ独自の分析フレームに基づき、
12のチェック項目で定量的に評価できる点が特徴です。
「どんな質問を、どのタイミングで投げかけたのか」
「相手の発言にどう反応していたのか」などを、
感覚ではなく数値やグラフで把握できるのが特徴です。
分析結果はレポートとして可視化され、後から関わり方の質を振り返ることができ、
再現性あるコーチ育成にもつなげられます。


今回使用したレポートの一部
終わりに
木下さんの対話から見えてきたのは、
ちょっとした「オープンな問いかけ」や「承認のひとこと」が、
相手の安心を生み、自然と考えや行動を引き出していくということ。
難しい特別なスキルではなく、
“聞き方を少し工夫するだけ”で、部下との対話はぐっと変わります。
明日の1on1では、まず「どう思った?」と問いかけてみませんか?
次回も、人の力を引き出す“言葉の技術”をお届けします。