提供内容:営業教育
導入部署名:ソリューション事業本部メディア事業部

Q.「COGシリーズ」を導入いただいた背景を教えてください
継続的な新規顧客獲得のための人材教育が課題

弊社では、食品・食材の定期通販事業の新規会員獲得において、インターネット以外に商業施設での対面接客による獲得も実施しており、ここで得た運営ノウハウを活かし、外部企業様の定期会員獲得を行う対面接客プロモーション事業を行っています。この事業において協力会社さまに人材派遣いただくのですが、毎月人材をアサインして継続的に協力会社さまの人材育成を支援する必要がある点が課題でした。そんな折、COGシリーズを知りトライアルすることにしました。新しいサービスを活用することで、弊社が委託している協力会社さまとも連携して人材育成を支援するきっかけにできれば、というねらいもありました。

 

Q.「COGシリーズ」をどのように活用しましたか
3名×3カ月間集中利用で定点観測

トライアルの結果、想定していたクオリティの分析結果がスピーディーに得られました。そこで協力会社さまと協働し、3カ月間の定点観測を開始しました。入社したばかりの新人Aさん、入社3カ月で安定した成績を収めている中堅Bさん、入社半年で成績が伸び悩んでいるCさんの3名を選出していただきました。月初にそれぞれの接客音声を解析し、月末までにレポート内容を含めたフィードバックをグループ形式で実施、翌月また解析して改善していく形をとりました。首都圏だけでなく関西の方も含めて検証できたのもよかったです。

オイシックス店頭イメージ

 

Q.使ってみてどのような点が良かったですか?
言語スキルに特化した分析で、納得感が得られた

良いトークの話量・肉付け・順序といった具体的なポイントを共有し、改善に活かせた点や、各自が前月との違いを確認できた点が良かったです。特に新人Aさんは、1日あたりの契約獲得件数が1件未満でしたが、3カ月後には2〜3件にアップし、リーダークラスに成長されました。クセがついていない段階で客観的な情報を渡せたことが良かったと思います。対面接客プロモーションは営業スキルが結果に直結しますが、しぐさなどの非言語スキルを排除し、話している内容に特化してフィードバックできた点がわかりやすかったようです。また、経験者のCさんは訴求ポイントがうまく伝えられていなかったという失注要因が明確になり、非常に効果的でした。

 

Q.管理する側のメリットや今後の活用について教えて下さい
COGシリーズの活用で、人材教育をさらに充実させたい

定期的なフィードバックの際、レポートを示して「解析結果ではこう分析されている」と伝えられるので管理者側の主観を入れないフィードバックが可能となりました。話の論理構成についても「平均と比べてこう」や「良い人と比べてこう」と伝えられるので、指導される側も指摘を受け入れやすいと感じます。AI解析のこういった特長によってフィードバックの場が活性化した手応えも感じられました。現在は、人数を6名に増やして定点観測を継続しており、COGシリーズを人材教育のツールのひとつとして活用しながら、さらなる人材育成のサポート体制強化や、新しいプロモーションサービスの充実にもつなげていきたいと考えています。