
1on1解体新書とは?
みなさん、こんなお悩みはありませんか?
部下とのコミュニケーションをよくしたい――
でも、「コーチングが上手い人の話し方を自分にどう活かせるかわからない」

そんなモヤモヤを抱える方に向けて、
『1on1解体新書』では、
1on1やコーチングのプロ、優れたリーダーの「話し方」を
独自AIツール『COG-TRACKING』で分析しています。
伝わる・成果につながる対話の特徴や共通点を可視化し、
すぐに営業や育成現場で活かせる情報をお届けします。
第三回目の動画はコチラ
今回フォーカスしたコーチングの達人
TERASIS(テラシス) 代表 荒井 かなえ
心を整え、軽やかに進む。――
荒井さんは、「理想の自分」や「やりたいこと」の発見、そして行動の習慣化を支援するコーチです。
これまで500時間を超えるコーチングセッションを重ね、多くのクライアントの「自分らしい生き方」を実現してきました。
オンラインでのコーチングはもちろん、海辺の自然を活かしたセッションを取り入れるなど、
心身ともに解放される独自のスタイルが特徴です。
習慣化の支援では、これまで200名以上を習慣化の成功に導いてきました。
単発的な気づきにとどまらず、日々の行動に落とし込むことで、クライアントが「自分らしく生きる姿勢」を定着できるよう伴走し、幅広い場でご活躍しています。

分析結果:この人のここがすごい!
荒井さんのトーク分析結果から分かったのは、
〇相手が安心して自分のペースで話せるよう、ゆったりと受け止める姿勢を持っている。
〇本質を突くシンプルで強力な質問を投げかけ、深い気づきを引き出している。
〇対話の最後に次のアクションを整理させ、行動につながるサポートをしている。
荒井さんのコーチングから、対話で信頼を築くためのヒントが見えてきました。
詳しい分析結果は、コグニティのnoteに掲載しています!


noteには詳しいレポートも載せています。
なぜ話し方を分析するの?
コーチングにおいて、話し方や関わり方は相手の気づきや行動に大きく影響します。
同じテーマでも、問いの投げ方や言葉の選び方ひとつで、対話の深まり方はまったく変わってきます。
それにもかかわらず、「寄り添っていた」「うまく引き出していた」といった評価は、
感覚や印象によるもので、育成や再現が難しいのが実情です。
経験豊富なコーチの関わり方を言語化するのは、決して簡単ではありません。
そこで、対話をAIで分析することで、感覚に頼らず、
具体的な問いのパターンや共感の仕方を見える化できます。
関わり方の“構造”に気づければ、コーチングの質を高め、
育成の土台としても活用することが可能になります。
分析に使用したツール
今回、達人・荒井さんの対話を分析するために使用したのは、
AI分析ツール「COG-COACH(コグコーチ)」です。
実際のコーチングセッションを録音するだけで、
「傾聴」「支援」「承認」を軸としたコグニティ独自の分析フレームに基づき、
12のチェック項目で定量的に評価できる点が特徴です。
「どんな質問を、どのタイミングで投げかけたのか」
「相手の発言にどう反応していたのか」などを、
感覚ではなく数値やグラフで把握できるのが特徴です。
分析結果はレポートとして可視化され、後から関わり方の質を振り返ることができ、
再現性あるコーチ育成にもつなげられます。


今回使用したレポートの一部
終わりに
荒井さんの対話から見えてきたのは、
小さな「問いかけ」や「認める一言」が、
相手の心をほどき、自然に思考や行動を引き出していくということ。
特別なテクニックを身につける必要はなく、
ほんの少し“耳の傾け方を変えるだけ”で、1on1の場は驚くほど豊かになります。
次の1on1では、ぜひ「理由お伺いしてもいいですか?」「改めて、なぜなんでしょう?」
と問いかけてみませんか?
次回も、人の力を引き出す“言葉の技術”をお届けします。