コグニティは、12月12日に発表した分析事業の新プランと並行して、
地方での支援事業も着実に広げている。
今年は本業で培った分析技術を地域の課題解決に応用し、
北海道・栃木・山口・東京の4地域でプロジェクトを進めてきた。
2026年に向けて、各地域で“分析技術を活かした支援の実装”がさらに進む。

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北海道釧路市|自立支援プログラム「カメリア・ポートくしろ」始動へ

グラミン日本の「シングルマザー自立支援プログラム」の実行団体として採択され、
釧路における取り組みが「カメリア・ポートくしろ」として2026年3月から開始される。
12月には現地メディアの取材を受け、釧路新聞に掲載された。

コグニティの分析技術を活用し、講座参加者向けには「自己PRの強化」、
受け入れ企業向けには「活躍人材像の可視化」を行い、
採用・配置の判断を支援する仕組みを盛り込んでいく。

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栃木県矢板市|女性のキャリアリスタート支援が来年1月にスタート

矢板市でも「女性のキャリアリスタート支援事業」に採択され、
1月14日に説明会、1月22日から講座が始まる。

案内資料:https://cognitee.com/cp/yaita_brochure202512.pdf

受講者の自己PR傾向を分析し、希望職に向けたアピール力を高めるため、
主張の可視化と改善方向を提示するなど、
本業の技術を使った独自モデルを導入していく。

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山口県萩市|サテライトオフィス進出に向けた協定を締結

12月24日、萩市長・山口県産業労働部・コグニティの三者で
「サテライトオフィス進出に関する協定調印式」を行った。

萩とは、2020年の講演を起点に2023年の総務省実証、
2024年のテレワーク事業へと連携を積み重ねてきた。
前述のグラミン日本の事業でも萩市を事務局拠点として位置づけ、
サテライトの開設につながったことから、今回の協定に至った。

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東京都品川区|5年連続でスタートアップのPitch分析を担当

品川区の「ビジネス創造コンテスト2025」では、
2021年度から5年連続でPitch分析を実施。
1月16日の面接内容を分析し、2月6日の最終Pitchに向けて
改善ポイントをフィードバックする。

論理構造の可視化、伝わりづらい部分の抽出など、
分析事業で培った手法を起業家支援にも応用している。

一般枠募集

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2026年に向けて:地方での“分析×支援モデル”をさらに拡大

今年各地域で進めてきた取り組みは、単なる研修・講座ではなく、
“認知バイアスを可視化し、フェアな判断を支援する”コグニティの技術を
「現場である」地方で実装するプロジェクトとして位置づけている。

2026年は、
・矢板・釧路・萩での支援講座の本格運用
・萩でのサテライトオフィス活用と地域連携の深化
・品川で培った起業支援の分析ノウハウを他地域にも展開
・自治体窓口向け「分析×支援」モデルの展開
をさらに進めていく。

場所やライフステージに左右されず働く選択肢を持てる社会に向けて、
地域との協働を広げながら事業を展開していく。